マナビDX Questとは(ざっくり)
現在、経済産業省のマナビDX Questというプログラム(デジタル人材の育成を推進するプログラム)に参加しています。
プログラムの内訳は大きく2つで
1つめは、企業の実際のデータをもとに作られた「ケーススタディ教育プログラム」(1~2件)
2つめは、「地域の中小企業との協働」(ケーススタディ教育プログラム修了者のみ)
を行うものです。
「ケーススタディ教育プログラム」は複数のコースから選択でき、各コースで期限内に複数の課題に取り組み資料を提出していくのですが、コースによって課題の内容に違いがあります。
「地域の中小企業との協働」では、プログラム参加者が4-6名程度のチームを組んで、全国各地の中小企業の困っていること、変革したいことに一緒に取り組んでいくものです。
いずれも参加者同士で情報交換し合ったり、互いの強みを提供し弱みを補い合ったりして相互の成長につなげるという趣旨のプログラムです。
これまでの2022、2023、2024年度は参加費無料で開催されています。
(逆に、企業からの報酬もありません)
2024年11月までの私の取り組み
私は「ケーススタディ教育プログラム」2つと「地域の中小企業との協働」に参加しており
現在は2つ目のケーススタディ教育プログラムと中小企業との協働がまさに並行して動いている状況です。
私が選んだ「ケーススタディ教育プログラム」の山場は大きく2つあります。
1つは、与えられた仮想企業の情報とデータから、AIモデルを作成して未来の結果を予測する精度を競う(例:将来の商品の販売数など。)
2つは、仮想の経営者向けに、AI導入の提案をするプレゼンテーション資料作成と、参加者の相互採点
生成AIの精度の向上と普及によって、特に初学者にとってのプログラミングは「AIに日本語で指示してコードを書いてもらう」ものになりつつあり、ハードルも下がっていることを肌で強く感じています。
パソコン・スマホの利用によって学生時代にたくさん練習してきた漢字を書けなくなってしまうような、何とも言えない不思議な気持ちで現在もPythonと戦っています。
参加した1つ目のケーススタディ教育プログラムでは、上記のコンペとプレゼン資料作成の合計で参加者の上位5%に入り、優秀賞をいただくことができました。
課題を期間内に修了したオープンバッジというものも付与されます。こういうのもちょっと嬉しい。
「地域の中小企業との協働」はチームメンバーと会社に恵まれており、本当に良い経験ができています。それぞれ全く違うフィールドで働いてきたメンバーが集まっているので、チームで合意しながら進めるだけでも簡単ではなく、コミュニケーションの取り方の試行錯誤も面白い。
時間を割いていただく企業の方によいアウトプットを出せるように頑張っていきます。
最後に
参加者はまったくの初心者からプロのデータサイエンティストやエンジニア、歴戦のコンサルタントもいます。仕事もDX・デジタルに関係のある人、全くない人まで様々です。
自己研鑽プログラムに参加している方々は皆さんやる気があり、どのようなバックグラウンドを持っている方もお互いに刺激を受けることができる、とても充実した環境です。
(2025年以降も開催される場合は)皆様にもおススメです!