はじめに
2025年10月下旬、ChatGPT Atlasというウェブブラウザが発表されました。
(詳細は様々な解説サイトがあるので調べてみてください)
以前書いた記事では、「AIに仕事をお願いしてやってもらう。どんどんお願いして仕事がなくなっていく」というイメージで色々と書いていましたが
それとは違う仕事の奪われ方をするのではないかと想像が膨らみましたので、以下の記事の中で簡単に記述します。
AIはブラウザにとどまらずOSになりうる
ChatGPT AtlasはWebページの内容を読み取ったり、ページ遷移したり、ユーザーの履歴情報を活用した挙動を行ったりすることが可能です。
しかし、ユーザーの行動はWebブラウザの中だけで完結するわけではありません。
表計算ソフトを使ったり、メールやチャットでコミュニケーションを取ったり…様々なアプリケーションソフトウェアを使うことになるわけです。Webブラウザの中で動くだけではもったいない。
つまり、Webブラウザにとどまらずパソコン(やスマートフォン等)のユーザー挙動とAIが連携することで最大の価値を生み出せる。
AIはOSの一部としてユーザーに示唆を与え、操作を最適化する未来が一歩一歩近づいてきている。今回のChatGPT Atlasはその大きな一歩になっているのではないかと考えています。
AIは受動的ではなく能動的に仕事を奪いにくる?
もしかすると、こんな未来が訪れるかもしれません。
いつものようにパソコンで毎月の売上実績データを取りまとめて上司に送信を終えると…
画面にこんな通知が。
AI「毎月毎月、大変な売上実績の集計、お疲れさまです。」
AI「月初めの営業日に、前月のデータからグラフを作って報告しているんですね。」
AI「来月の月初めにはAIの能力で自動化ができるかもしれません。一度試してみませんか?」
一度実力を見てみるかと承諾ボタンを押す。
翌月最初の営業日、パソコンを立ち上げると完璧なグラフとメールの画面が表示され
AI「あなたの過去の作業実績をもとにメール送信直前までの準備を完了しました。問題なければこのまま送信ボタンを押してください。」
AI「来月以降は、送信まで自動で行っておきましょうか? Yes/No」
上記は極端な例ですが、もはやAIが人間の操作を監視し、再現性の高い部分や効率の悪い部分を見つけ、最適化(自動化)を提案してくる時代に突入するのではないかと思います。
前もって準備しておくべきは、AIに対抗/差別化するための能力よりも、AIからの宣告「あなたのこの仕事はもう見切りました。私がやっておきましょうか?」を心折れることなく受け止める事前の心構えなのかもしれません。



